幻のにじさんじライバー「真堂雷斗」の正体に迫る！【ニュース】

にじさんじは、日本を代表するVTuber事務所として知られ、多くの個性豊かなタレントたちが所属しています。
2018年の設立以来、多くのライバーがデビューを果たしましたが、彼らの中には様々な理由で卒業や引退を迎えた者も少なくありません。

その中でも特に異色なのが、2019年3月にデビューしたものの、わずか4日間で契約解除された真堂雷斗です。
にじさんじ史上最速ともいえるこの出来事は、一体何が原因だったのでしょうか？
今回は真堂雷斗という存在について詳しく掘り下げていきます。

2019年3月8日、真堂雷斗は同期の御伽原江良と共ににじさんじからデビューしました。
キャラクターデザインは「平井ゆづき」によるもので、18歳の高校3年生、ボランティア部に所属する明るい性格のキャラクターとして設定されていました。
にじさんじライバーとしては珍しく、「配信より動画を中心に活動する」という方針を打ち出しており、今後の展開に期待が寄せられていました。
しかし、この期待は長続きすることはありませんでした。

デビューからわずか4日後の2019年3月12日、にじさんじ公式は以下のような声明を発表しました。

先日デビューした真堂雷斗に関して、多くの方々にご心配、ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません。
本件以外にも、度重なる契約違反がございましたので、真堂雷斗は本日付でライバー契約を解除したことをご報告させて頂きます。

にじさんじにおいて、卒業や引退は過去にも事例がありましたが、「契約解除」という形でライバーが去ったのはこの時が初めてでした。
そのため、ファンや業界内で大きな注目を集めました。

真堂雷斗の契約解除の理由として挙げられるのは、主に中の人による数々の問題行為です。
その内容は次のようなものでした。

未成年飲酒
未成年喫煙
未成年による不適切な交際

これらは、単なる契約違反にとどまらず、日本の法律にも抵触する行為でした。
特に、未成年であるにも関わらず飲酒や喫煙を行い、それをSNSに投稿していたことが問題視されました。
さらに、未成年者との不適切な交際についても情報が広まり、倫理的な批判を受けることとなりました。
このような問題が重なり、真堂雷斗の契約解除は不可避だったと言えます。

真堂雷斗の契約解除は、にじさんじという大規模なVTuber事務所にとっても異例の出来事でした。
真堂雷斗の名前は、にじさんじの公式ページや関連資料からは削除され、彼の活動の痕跡はほとんど残っていません。
それでも、彼の存在はVTuber界の歴史の一部として記憶され続けています。